こんにちは
ひょんなことから家族3人で
ヒルトンのバケーション・オーナシップシップ説明会
へ参加してきました。
ヒルトン バケーションオーナーシップ説明会参加のきっかけは
まず、結婚式場の下見でヒルトン系列のホテルの見学を予約しており、主人がフロントでブライダルサロンへの案内を受けていたところ、私と娘の元にお姉さんがやってきました。
最初は不審に思いましたが、ヒルトンホテルの中での出来事だったのでお水の無料引換券を頂いちゃいました。
水を頂く券を引き換えていると
と問いかけられ、嫌いではないので
と答えると、
バケーション・オーナーシップという説明会があり、
という誘い文句に乗ってしまいました。
これまたヒルトンの中での出来事なのでまぁ変な勧誘ではないだろうと。また、子供が小さいうちは海外旅行なんて無理だろうと諦めていたんですが
と案内を受けました。
と、思いましたが、ハワイ宿泊券は、その説明会自体が90分の時間を頂くので、そのお礼という位置付けだそうです。
最終的にはこのハワイ宿泊券に誘われて、ブライダルフェアの説明終了後の時間帯に予約を入れました。
ということで、当日のうちに説明会に参加しました。
さらに私たちが参加したこの日は年始であったため、ハワイ宿泊券に加え、コンラッド東京で利用できるお食事券5000円分も頂けました。
バケーションオーナーシップの説明会は予約制をとっています。予約は電話でも受け付けているみたいです。結婚式も新婚旅行もまだだったので丁度いいと思い、がっつり90分間お話を伺いました。
ヒルトン グランド バケーションオーナーシップとは?
ここからは専門の営業マンにバトンタッチ!
簡単に言うと、
というものでした。
これをタイムシェアと呼んでいるようです
1週間を最低単位としてお好きな分だけ、海外の不動産を所有するシステムです。これで好きな時期に、1週間分、自分が購入したレベルのお部屋に滞在できるようになります。
このシステムは年単位での購入ではなく、一度購入すると不動産登記を行い、子や孫の代まで永代所有権が得られます。
またバケーション・オーナーシップではポイント制となっており、購入した物件だけではなく他のヒルトン提携物件への宿泊も可能と言うところが普通の別荘とは異なります。
したがって、毎年ハワイへ行けなくても他の宿泊施設を利用することで
“損はしません”
という仕組みになっています。最初はハワイ宿泊券を目当てに説明会に参加していましたが、このポイント制にはるきん家は惹かれました。
この提携施設の中には伊豆の温泉施設も含まれていたんです。静岡に移住してから毎年2回程度は伊豆に宿泊しています。感覚的に一回4万円程度はかかっている印象…この年間8万円をペイできれば十分元が取れるのではないかと考えたのです。
説明されたメリットは以下の通りです。
メリット1
所有権
不動産登記
永代所有権
メリット2
柔軟なポイント利用
ヒルトンと提携のある約9400ヶ所(国内・海外)のリゾートでも利用できます。
対象施設は、
◆ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブ
◆バケーション・オーナーシップ・リゾート、および連携リゾート
◆ヒルトン・ホテル 約70ヶ所
◆RCI連携リゾート
◆国内リゾート
◆クラブパートナー・パークス、他
となっています。
メリットだけ聞いても…と私自身感じましたので、私たちなりに感じたデメリットをまとめます。デメリットなんて営業の方が丁寧に説明してくれるはずもなく、質問することで引き出しました。
・提携ホテルでのポイント利用
提携ホテルの利用は多くて3泊程度と泊まれる日数が半分以下になる
・ランニングコストが不定
不定かつ年々値上りしていることをリスクと捉えました
今後も値上がりする方向とのこと
・処分する場合
一旦購入した後、処分する際には良くて3割程度の価値
・ヒルトンは潰れない??
潰れないとお話があったが、絶対はないと思う
ヒルトンバケーションオーナーになるにはいくら必要?その価格は
結局価格はいくらなのかというところについて参考価格の表を提示されました。
1LDKのガーデンビューで$45,000程度、3LDKのペントハウスで$97,000となっていました。当日のレートで470万〜という感じです。
さらに年間管理費が2019年時点で20万円から30万円かかってしまうのです。このランニングコストがちょっとネックだなと感じました。
という営業トークもあり、揺さぶられます笑
話を聞いていくと価格的に高く感じてしまう面がありますが
年間管理費(価格の内訳)には
◇共益費
◇固定資産税
◇保険
◇光熱費
◇家具・修理積立金
◇クラブ年会費
◇消費税
が含まれています
また購入に際し、毎年分の権利ではなく、隔年分の権利を購入することもできるそうです。隔年とすることで費用も約半分にすることもできるということで、ある程度の柔軟性も備えているとのこと。
今回説明も終盤というところで、私たちが決めかねているとハワイの物件だけではなく、ラスベガスの物件も紹介いただきました。
価格的にはハワイと比べるとかなり安い!高い物件から半額のラスベガス物件で金額を麻痺させるという技でしょうか。料金は安くなりますが、ラスベガスにはハワイよりもいく頻度は少ないように思いましたし、提携宿にもほとんど泊まれないということになってしまうので我が家としては魅力を感じませんでした。
ヒルトン グランド バケーションオーナーシップ 予約方法は?
購入後の予約は電話やホームページから行うことができます。英語が必要というわけではなく、日本語でおっけ〜です。ログイン画面を見せて頂きましたが、翌日の空き状況から確認できるようになっていました。予約方法も3通りあります。
ホームウィーク予約
所有しているホームリゾートのみ予約可能
滞在期間:1週間単位 手数料:不要
クラブ予約
世界中の全てのヒルトン・グランド・バケーションズのリゾート予約可能
滞在期間:3泊以上 手数料:必要(電話:$83、インターネット:$67)
オープンシーズン予約
世界中のすべてのヒルトン・グランド・バケーションずのリゾートが予約可能
お話によると5%の方がホームウィーク予約を利用し、95%の方がクラブ予約をしているそうです。
というのが私の正直な感想です。
ヒルトン バケーションオーナーシップ 宿泊ポイント制
必要ポイントはシーズンによっても変わり、プラチナシーズンとゴールドシーズンがあります。私たちが案内を受けたのはハワイについてですが、ハワイはゴールデンウィーク明けから6月初旬と9月頭から10月中旬がゴールドシーズンでお得に利用できるということでした。
例
1ベッドルーム・レギュラー
▪️ゴールドシーズン
月〜木:340/1泊 金〜日:680/1泊
1週間宿泊した場合、3400ポイント
▪️プラチナシーズン
月〜木:480/1泊 金〜日:960/1泊
1週間宿泊した場合、4800ポイント
曜日によっても必要なポイントは異なり、月〜木と金〜日では2倍の差があります。部屋についてもオーシャンビューやオーシャンフロントとなると、金額が上がっていきます。
オーシャンフロントとは、海が臨めるオーシャンビューではなく、もう目の前が海というシチュエーションになるそうです。オーシャンフロント、初めて聞きました。
例えば、紹介いただいたハワイの物件ですと1LDKのガーデンビューで4800ポイント付与されることになります。
ペントハウスですと9600ポイントになります。他の宿に宿泊する場合、ポイントを加算してアップグレードすることも可能だということです。
別途紹介のあったラスベガスの物件については総金額が下がる分、このポイントも減ります。私たちも、このポイント制の話を聞いて、毎年ハワイに行けなくとも国内宿泊施設、特に比較的近い伊豆の温泉旅館を活用することで十分お得ではないかと考えたのです。
しかし、さらに話を聞き、質問していくと、、我が家には合わない点が出てきました。
このポイント制、宿によって必要となるポイントが変わってくるのはもちろんのこと、購入したグランドバケーションズと同等の物件だと1週間宿泊できるのですが、提携ホテル・旅館については高めに設定されているのです。。
4800ポイント保有していても、私たちが訪れたホテルですと3泊、伊豆の温泉旅館ですと2泊といったところでした。この点がまだ子供が小さい我が家には不向きだと判断したため今回は見送りました。
こんな方にバケーションオーナーシップ制度がマッチする?
下記のリストに当てはまる方はグランド・バケーションズの利用でお得になるのではないかと思います。
◆アジアなどポイント設定が低めの国で利用される方
紹介いただいたアジアの施設はポイントの設定が低く、そのような施設だとアップグレードして豪華な部屋で寛ぐのもオススメ
◆毎年ハワイに行ける方
◆大人数で海外旅行される方
これが最もお得な使い方だと思います
宿泊世帯、宿泊者ごとに個別に宿の予約が必要なところ、バーケーションズの所有権があれば人数に関係なく建物のキャパシティが許す限り泊まることが可能です。宿泊人数が総費用に効くことになります
デメリットとしてはやはり変動もある年間管理費の存在ではないかと思いました。隔年の契約でもヒルトンへの手数料約2万円は毎年発生してしまいます。今回我が家の状況には残念ながらマッチしませんでした。
お断りしてもハワイ宿泊券をはいただくことが出来ました。
宿泊予約が宿泊券受領から60日以内に予約が必要で、1年以内の宿泊が対象という制約はあるものの、是非この機会にハワイ旅行を計画したいと思います。
担当してくださった方の話では
ということでその場での契約を求められましたが、もし契約に至った場合にはハワイ宿泊券とは比にならない成約プレゼントも用意されていたようです。
残念ながら数百万円の買い物を即決出来ません。。営業の方の話術も巧みで、感心しっぱなしでした。90分も説明頂きながら、お断りする形になりましたが、お断りした後も真摯に対応いただけました。その点はさすがだなぁと感心しました。
バケーションオーナーシップで得た無料宿泊特典の利用可能期間に注意
私たちは残念ながら結局頂いた無料宿泊券を使用できず
ハワイには行けませんでした。
なぜかと言いますと、予約期間に制限があり、
説明会から約2ヶ月以内に予約が必要で
さらに1年以内の日時で予約する必要があるのです。
2ヶ月以内に予定を立てることができませんでした。
このような制限があることを私たちは知らなかったのですが、
知っていれば計画が立ってから説明会に参加しても遅くないと思います。
ヒルトンのバケーション・オーナシップシップ説明会は計画的に!!