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丸棒を使ってキッズ用ハンガーラックをDIY!作り方をご紹介!

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今回は子供用のハンガーラックを作成しました。

IKEAのトロファストやドゥクティグとハンガーラックを並べて設置したかったので、並べたときにハンガーラックがはみ出ないようにサイズを合わせました。

ですので、トロファストとドゥクティグをお持ちの方には特におすすめです。

高さも子供が立って歩くようになったときに届く高さ狙って105センチにしています。

本記事の内容は

身長80センチ以上の子供にも手が届くハンガーラックの作り方

ソーホールビットを使った穴と丸棒を使ったDIY事例を紹介

ねじが一切見えないハンガーラックを紹介

コストがかさんでしまうものの今回は電動ドライバーとハンドのこぎり、ホールソービットとサンダー、ノミを新調しました。

今回はビスの頭をダボで隠す工法にチャレンジしてみました。このあと紹介するのこぎりを使えば私のような素人でもやれましたので参考になればいいなと思います。

丸棒を利用した安全設計のハンガーラック

今回作成した丸棒を利用したハンガーラックはこれまでに購入し組み立てたIKEAのおもちゃ収納(トロファスト)とおままごとキッチン(ドゥクティグ)のサイズ、色に合わせて作成しています。

一見単純な作りで簡単そうだと思っていましたが問題がいくつか発生し、ちょっと苦労しました。本記事では気をつけるポイントも含めてご紹介したいと思います。

丸棒を使ったハンガーラックDIYに必要な”材料と工具”

材料

(1)木材 SPF材 1×6材(約19mmの厚さ、幅140mm) 長さ: 2440mm

(2)丸棒  φ300mm 長さ:910mm 3本

(3)ダボ φ10mm 長さ:30mm 4個

(4)ビス 4本

(5)木工用ボンド

SPF材が1500円、丸棒が500円弱/本、ダボが100円なので材料コストは3000円ちょっとといったところです。

必要な工具

(1)電動ドライバドリル

(3mmビット、10mmビット、30mmホールソービット)

(2)のこぎり

(3)サンダー

(4)ノミ

(5) 曲尺

丸棒が硬いためミニドリルドライバでは穴をあけることが難しいです。開けられないということはありませんが高トルクのドリルドライバを推奨します。
参考:私が使用したのはトルクが34ニュートンのドリルドライバです。

私はトルクが4ニュートンのミニドライバで穴あけを試みましたが厳しかったです。

さらに他にも問題が発生。。
参考にされる方が失敗しないようにまずは私の失敗点を記載しておきます。

丸棒を使ったハンガーラックDIYの失敗事例と対応

失敗① カットサービスを利用したがカット失敗

木材カットはやり直しのきかない作業なので、次回以降は経験のある方にお願いしようと勉強になりました。

これまでのDIY同様に木材カットはホームセンターの直線カットサービスを利用したのですがまさかのカット失敗。。

以前にも経験していたためお店を変えたのですが今回2回目の失敗を経験することに。多くある板の中から選んでカットしてもらったのに残念でした。

新たな木をカットしてもらいましたがそれでも4本の脚のうちの1本が直線ではなく斜めになっている状態。

文句を言っても仕方ないので、諦めて自分で調整することにしました。調整のために購入したのが「Zライフソークラフト」とサンダーです。

斜めになっていると言っても大きなところで5〜6mm、小さなところでは1〜2mmだったので、目が荒いのこぎりだと切るというより削る感じになってしまいます。そこでこちらの商品を購入しました。

これまで使っていたノコギリよりも歯が細かく、薄いので細かいカットが可能となっています。その分、切るのに時間はかかりますが、カット面も滑らかになります。

次にこちらがサンダーです。サンダーもAmazonで一番安いモデルを購入しましたが口コミ通り十分に機能してくれました。これまでは紙やすりで手で調整していたのですが一部の面がギザギザかつ面積が広かったので電動サンダーを新調しました。

結果、のこぎりで削った面をサンダーで磨くことで歪みは解消できました。

失敗② ホールソーで板厚19mmの板をくり抜けない

板厚19mmだと購入したホールソー ではくりぬけなかったのです。。

購入したホールソー だと上の写真のように外側が削られ、中心部分は残る形なります。下がビットの写真ですが、φ30mmのビットだと5mm程度の板しか貫通できません。

ホールソーで貫通させるためには削りたい内側の木材を削る必要があります。そこで今回はノミを使用しました。こちらもAmazonで金額が安いものを購入しました。

ノミの頭をハンマーで叩くことで少しずつ削り、再度ソーホールで削ることで貫通させることができました。19mmの厚さに対して3回ほど繰り返すことで貫通できました。

失敗③ 下穴が小さく穴がずれた

ホールソーのネジ部分と同じサイズ程度であれば大きくても問題ないので、大きめの下穴を開けることをオススメします。

直径30mmの穴を開ける前に下穴を開けたのですが3mmのドリルビットで開けた穴では小さすぎたようでホールソーのネジ(ドリル部分)がずれてしまいました。結果として4本中1本の穴がずれてしまいました。今回は手元にあった4mmのビットで下穴を開けました。そうすることでφ30mmの穴を正確に開けることができます。

丸棒を使ったハンガーラックができるまで

⒈木材カット

脚に相当する4本の木材を切り出していきます

約70mmとしているのは歯の分誤差が出るためです。今回は誤差というレベルではなく、ずれてしまったのですが。

⒉ホールソーによる穴あけ

失敗例に示したような穴の位置を正確に開けるためにまずは下穴を開けます。
下穴の位置は上から15cmの位置にしました。

その下穴に合わせてホールソーで穴を開けていきます。

ノミで削り、穴を開ける作業を3回ほど繰り返すことで貫通できます。貫通させる場合には裏側からも削ることで時間を短縮することができます。

この作業を繰り返すことでハンガーをかける上側の丸棒を通すために4つの穴を開けます。

⒊脚をカット

床に対してきちんと接するように脚をカットしました。

実際にハンガーをかける丸棒を通して、脚を開いた状態で、L字の定規である曲尺で写真左側の角から90度垂直の線を引いて、その後もう一方の角(写真右下)から先ほど引いた直線と垂直に交わる線を引きました。

最後に引いた線に沿って切ることで、きちんと設置する角度でカットしました。

⒋ボタでネジ穴を隠す

次に下側の⒉本の丸棒を固定するための作業を行います。途中までは貫通させる場合と同じです。穴を開けるための工程を2回分繰り返します。(写真撮り忘れました。。)

その後、裏側からボタの大きさと同じサイズの穴をホールソで開けた穴に届かない深さの穴を開けていきます。開けた結果が下の写真左側になっています。

穴を開けすぎないようにドリルにマスキングテープで目印をつけました。

⒌サンダーで表面を削り、角取り

⒍下側の丸棒のサイズを調整

ハンガーをかける上側の丸棒の両サイドをどれだけ出したいか、好みもあると思いますので一旦当てはめてみてサイズ感を見積もりました。私は両サイドを10cmだし、その位置で固定されるように下側の丸棒を切りました。10cmあれば帽子やカバンもかけることができます。実際に当てはめてから切ったのでサイズは測っておりません。

⒎下側の丸棒を固定

サイズが定まったらいよいよ全体を固定していきます。
丸棒をセットした状態で、ネジで固定する位置に印をつけて、下穴を開けます。
穴径は2.5mmとしました。

この工程については木材が硬いのでできるだけトルクのある電動ドリルの使用をオススメします。また、ネジ留めもかたくトルクが必要になるので、しっかり下穴を開ける必要があります。ネジ穴がを開けた後はネジで固定します。

⒏ダボ穴を埋めます

ダボとはしたの写真のようなパーツになり、市販の棚にもついているのを見かけます。一般には棚板をのせることを主目的としています。

組立て型の家具では見ることがありませんが、このダボでネジ穴を隠すことができます。

先ほど固定したネジ穴に木工用ボンドを流し込み、ダボをハンマーで打ち込みます。

打ち込んだ後は先ほど紹介したZライフソークラフトではみ出たダボを切り落とします。Zライフソークラフトは切りたい面と平行、かつ歯が曲がっていても切ることができるので楽かつ綺麗にダボを切り落とすことができました。

切り落とした後はほとんど段差はありませんが、サンダーで研磨しました。

実は、ダボ切りにも向いているということでZライフソークラフトを購入してから変更したのですが、これだけでDIYの幅が広がりますねぇ。

またネジ穴が出ていると子供が興味を示し、触ってしまうので安全面の上でも良いです。

と、これで完成です。

使わないときには閉じることもできるので省スペースで収納可能です。

現在はおままごとキッチンドゥクティグの横においていますが、脚もはみ出さず、高さや色合いもあって良い感じに仕上がりました。